題名の浄水器からポタポタと水が漏れるようになりました。ネットで検索するとドンピシャでこの型番(AWJ401SY2)の修理方法が引っ掛からないので試した結果を残します。
修理に頼むと1.5万円ほどするようです。DIYでの費用は部品費と工具とで2630円(amazonでお買い物)です。交換にかかる時間は15分程度でした。自分でやった方が断然お得です。そう手間ではなかったです。
以下情報と作業方法。
Ⅰ 使用期間:3年6ヶ月
Ⅱ 必要な物
①SANEI 【交換用カートリッジ】 ミニセラ水栓カートリッジ PR37-182X-S
②トップ(TOP) スピードレンチ SW-200
これは同様の工具があれば不要ですね。(amazonさん、6個セットで売ってるんですが、誰か買います???)
Ⅲ 作業方法
さて、実際の作業方法です。
①水栓下の元栓を閉じる。
②浄水器のハンドル裏側にある六角ボルトを緩め、ハンドルを外す。
③露出した水栓を、購入したレンチで緩めて、外す。
(ここが少し硬く締めてありました)
④購入したカートリッジを新たに組み付ける。
ここがポイントです。
このカートリッジは、水栓に対して左側にハンドルがあるタイプ専用のもののようです。つまりそのまま組み付けると、今までとハンドルの操作が逆になります。要は、時計回りに回すと水が出ていたものが、反時計周りに回さないと水が出なくなります。(実際に私はそのまま組み付けて、なんか違和感があるなぁというところまで行きました・・・。)
これを解消するためには、写真のワッシャのようなものを上下反転させて付け直せばいいだけ。つまりCリングを一度外し、ワッシャのようなものを反転させ、再びCリングを組み付ける。ただそれだけでこの水栓にフィットした部品へと生まれ変わります。
⑤浄水器のハンドルを取り付けて六角ボルトで固定する。
これで終了です。
補足
初期からついている部品に対して、今回購入したものは少し長くなっています。つまりハンドルを取り付けると元より少し、本体との隙間が空きます。
気になる方は削って元の長さに合わせればOKです。私は削りませんでした。手間です。
そしてその結果つけたハンドル写真も載せておきます。これが気になれば削るべし。気にならなければそのままでOK。
何なら、ハンドルの回転方向が変わってもいいやって方はワッシャのようなものの反転も不要です。これはこうなっている理由があるのでやった方がいい気がしますが。なんでも阪神淡路大震災の時に、物がハンドルに落ちて、ハンドルを押し下げ水が出たままになった教訓から吐水時は下から上となったそう。(JIS(P9中央付近)にはしっかり”シングル湯水混合水栓の開閉操作方法は, 下げ止水方式とする。”と書いてあります。
いずれにせよ作業はここまで。これで1万3千円ほど浮くならやらない手はない。3年後に来る水漏れ時には部品費の1178円で済むのだし。
今日はここまで。