kou_fukusuke’s blog

ネコと暮らし、育児をする方へ向けた超マイナーブログ

出産立ち会いを甘くみるな

すべての旦那様のためにノウハウとして書きます。
こういう場合もあるのかぁと参考にして頂ければ幸いです。

ポイント①:満月に注意
ポイント②:高位破水というものを知っておく
ポイント③:10分おきにテニスボールへフルパワーを込める練習をしておく
ポイント④:吸引分娩というものを知っておく

 

4月20日(土) am4:00頃
妻が破水かも?みたいな感じで起きました。
『破水した‼︎』みたいな感じを想像していたのでなんだか実感が湧かず。病気へ電話すると来てくださいとのこと。
行ってくる、猫!と挨拶し向かいました。
病気へ着くと出産ラッシュであまり相手にはされない・・・。満月に出産が多いのは本当か?しばらくして簡易ベッドがある部屋で陣痛をモニターしながら待機。

診察時間になって先生に診てもらうと、高位破水ですね、とのこと。
コウイハスイ??
どうやら子宮口から離れたお腹の上からの破水のよう。そしてそのまま入院となりました。とは言うものの、まだまだな感じなので一人、一度家へ帰ることに。
妻は『また来るときに本持ってきて〜』ぐらいの感じでした。
家に帰り、まだ出てこなかったと猫に報告。

昼過ぎぐらいに再び病院へ行くと、痛みは強くなり、周期的になってきているとの事。
しかしまだであろうとの判断からpm10:00頃、家へ帰される。
家に帰り、猫にまだ出てこなかったと報告。猫と遊び、風呂に入った。日が変わる前に就寝。

21日 am2:00頃、妻より来いとの指令が。
ついにきたぞと猫に報告し、全然寝られずフラフラの状態で病院へ急ぐ。
到着すると既に分娩室に妻はいました。
痛みが強くなってきたようでかなり強めにテニスボールで腰を押すよう指令を受けました。
これが難しく、毎回押して欲しい部分と強さが変わる。今押した部分をずらさないようにして次の痛みの波を待っているのに、違う‼︎と叫ばれる始末。そんなことが5〜6時間続きました。もう眠さと、プッシュ疲れでヘトヘト。倒れるかと思った。その最中、分娩室には先生はもちろん助産師さんもあまり来ません。出産ってこんなに2人の時間が長いの⁉︎妊婦放っておいて大丈夫⁉︎僕は素人ですよ⁉︎の繰り返し。想像するに、満月出産ラッシュでバタバタ。

ようやく先生が来て、陣痛が弱いみたいだから促進剤使いましょうとの事で点滴で促進剤を入れていました。しばらくしてやっと想像していた出産の現場になりました。先生、助産師さんが揃い、もう怖いもの無し。赤ちゃんも徐々に出てくる。
しかし、もう後一押しのところまで来て約30時間頑張ってきた妻の体力低下によりもう自力で出せないと先生は判断。そして吸引分娩に切り替えますねと。
キュウインブンベン??
知らない単語がよく告げられる日だ。
要は赤ちゃんの頭に吸盤くっつけて引っ張り出す超アナログな手法でした。

21日 am10:00頃
ようやく産まれてきてくれた。
どんな艱難辛苦が待ち受けようとも全力でこの子のサポートをしようと思います。

もうちょっと感動するかなと思っていましたが眠たくて、お腹すいてて、プッシュ疲れで、やっと終わったー、という感情が先行しました。もちろん感動はしましたが。

 

というわけで、世の出産立会いの旦那様へ。
妻の比ではないと思うのですが、夫側も疲れる可能性があります。
高位破水、吸引分娩、テニスボールプッシュについて勉強してから臨みましょう。
満月には注意。

 

【追伸】
出産費用はトータル64万円でした。高っ。
出産一時金の42万円はもちろん出ます。
そして吸引分娩は手術の扱いになって医療保険がおりました。ご参加までに。

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